運命は変えられない、という思い込み
お久しぶりです。
1ヶ月近く空いてしまいました。
今日は、つい昨日の夜に教えていただいたことを記事にします。
運命は変えられるとか、運命は決まっている、ということを聞くことがあると思います。
アドラー心理学では、『運命の人』というものを否定しています。
それらについての説明にもなる教えでした。
今がもの凄いどん底で、もはや這い上がることすら出来ないんじゃないか、という状況の人もいらっしゃると思います。
私自身、そんな状態を経験し、自ら人生の幕を下ろそうとしたこともあります。
しかし、そう覚悟した次の瞬間に、死ねない状況が作り出され、結果私は生きています。
当時、運命を恨んだりしました。
ここで覚えておいてほしい言葉が二つあります。
一つは【運命】、もう一つが【宿命】という言葉です。
運命というのは、命が運ぶと書きます。
つまり、生きている限り、覚悟がある限り変えられるものです。
どん底から最上の幸せにも行けるし、もっと下にも行けるし、生涯現状維持もできるということです。
宿命とは、命に宿ると書きます。
つまり、どう足掻こうとどんなに努力しようと【そうなることは避けられない】んです。
絶対にそうなることを決めて生まれてきたんです。
運命は変えられない、どんなに努力しても現状が変わらない、ということが意味することはなんですか?というと・・・
宿命を変えようとしているんです。
借金だろうが病気だろうが、そうなると決めてきたことを変えようとしても変わらないのは当たり前です。
それによって何かを学ぶために生まれてきたんです。
1+1=2
誰もが知る計算式です。
運命が変わらないと嘆くのは
1+1=5
1+1=8
1+1=10
にしようとするからです。
なるわけがないんです。
5にするなら、2と3にする。
10にするなら、4と6にするか5と5にする。
それが運命は変えられるということです。
1+1のままで変わるのが運命は変えられるではないんです。
それは奇跡ではないんです。
その宿命の中で学ぶべきことが学べたらその宿命は無くなります。
必要ないですからね。
これは、小学6年生の算数で掛け算を一からやり直すことがないのと一緒です。
宿命を受け入れて、自分を上に連れて行くかそのままか下に連れて行くか。
それが【運命】です。
ちなみに、運命の人の理論。
その人を運命の人と決めて、二人の幸せに向かうか、違う人がいると思い探し続けるか。
それも自分で決められるということです。
誰もが運命の人になり得ますし、誰もが運命の人から外されることもあり得るということです。
運命は変えられます。
宿命を変えようとせず、運命を変えましょう。
天之御中主様
お助けいただきましてありがとうございます。
いつになるかわからないですがまた次回もお楽しみに♪♪